河野悦子で「こうえつ」なのね…「地味にスゴイ!」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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大ヒット映画「シンゴジラ」の中でひときわ際立った演技をしていたのが石原さとみでした。






アメリカからやってくる大統領特使役で、日本語と英語をちゃんぽんで早口にまくしたてるその演技は、好き嫌いが分かれるほどアクの強いものでした。





それに比べれば、この役はまだマイルドな方ですが、好き嫌いは分かれるでしょうし、共感できるか、できないかも分かれるところでしょうね。






日本テレビ  水曜22時
「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」第1話

主演…石原さとみ
脚本…中谷まゆみ
演出…佐藤東弥





このドラマのヒロイン河野悦子はなかなかキャラの濃い女性で、ファッションが大好きなためにファッション誌を愛読、その編集者になるのが夢になった…という設定。






しかし、新卒採用で入ることはできず、その後も諦めきれず7年も中途採用を受け続けては落ちてるというしつこさ!





自分は絶対ファッション誌の編集者になるんだという思い込みの強さだけで生きているのです。






少々現実離れしたこの設定も、冒頭の面接試験での悦子の一方的な怪気炎で、ついつい強引に納得させられてしまいます。





石原さとみの振り切った演技は清々しいばかりです。






そんなおしゃれ大好きで派手好きな悦子が、こともあろうに出版社で最も地味な校閲部に配属される…というのが、このドラマのミソ。





採用した部長(岸谷五朗)は、河野悦子、略して「こうえつ」だから天職じゃないかとシャレで言うのですが…






その悦子が意外や大物ミステリー作家(鹿賀丈史)の新作を校閲して気に入られるというのが初回のお話。





口がうまくて校閲を見下している文芸編集マン(青木崇高)にズバズバ言い返すあたりは、なかなか痛快で、





場違いな中での悦子の活躍が楽しみになりました。






悦子が入ったことで校閲部の人たちも変わっていくのかもしれません。






江口のりこがいかにも校閲って感じでハマっています。





菅田将暉演じる大学生との恋もあるようですが、お仕事ドラマとしてしっかりしたものを見せてもらいたいです。






今回の評価は…4