天海祐希らしい、いかにもな天海祐希でしたね。
しかし、天才シェフが店を追われて、入るところが小学校の給食って…。
う~~ん、この設定、やはり無理があるし、引き付けるものが無いですね。
危惧していた通り。
フジテレビのドラマスタッフの迷走ぶりが分かります。
フジテレビ 木曜22時
「Chef~三ツ星の給食~」 第1話
主演…天海祐希
脚本…浜田秀哉
演出…平野眞
まず、このドラマで最もひっかかったのは、いくら言うことをきかないシェフを店から追い出したいからと言って、
店自体にとっても致命的な打撃なる食中毒騒動を、嘘で起こしたりしないでしょう。
そんな無謀なオーナーがいるとは思えません。
シェフを他の店に入れさせないための、ドラマの制作側の都合からそうしたというのが、あまりに意図的で、ひっかかってしまいました。
さらに、ヒロインがテレビの番組で給食を見下した発言をしていたのを見たプロデューサー(友近)が、このシェフに給食を作らせてみようと企画を立てるというのも、どうも強引な設定で、
何というか、そういう天才シェフに給食を作らせて子どもたちに「まずい!」と言われるというところに持って行きたいという意図が見え見えなのに白けてしまいました。
大体、天才シェフなら子どもが喜びそうなものをそれなりに工夫して作れそうな気もしますよね。
今どきの子どもって舌も肥えてて、いかにも子どもが好きそうなものでなくても食べそうな気もするし…
…とか、いろいろ考えてしまい、やはりこの設定はキツいな、という結論に至りました。
ただ唯一、給食室のメンバーが個性的な面白いメンバーで彼らと天海祐希のからみが楽しみで一応第2話以降も見てはみます。
今回の評価は…