なぜ、これを小雪に?…「大貧乏」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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小雪がフジテレビ連ドラ初主演ってことなんですが、なぜこのテーマを小雪にやらせたかったのか?






なんだかちんぷんかんぷんのドラマでした。
これはラブコメなのか?
ホームドラマなのか?
サスペンスなのか?






あれもこれも盛り込まれていて軸足の定まらない、はなはだ中途半端な作品のようです。





フジテレビ  日曜21時
「大貧乏」第1話

主演…小雪
脚本…安達奈緒子
演出…土方政人





幼い子供二人を抱えたシングルマザーのヒロインが、住んでる部屋から水を出し、弁償で借金を抱えてしまい、






おまけに勤めていた会社は破産して、社内預金も返ってこないまま無職に…






踏んだり蹴ったりで貧乏になったヒロインがどん底からどう巻き返すか?






シンプルに作ればそれでいいはずなんですが、プロデューサーが欲張りなのか?脚本家がそれで10話もたせる自信が無いのか?






他の要素も盛り込んじゃってるんです。
困ったことに…





伊藤淳史演じるヒロインと高校の同級生で今は法律事務所を持つ弁護士が、






同窓会で再会、ヒロインを好きだった彼はお節介にも彼女を救おうと倒産の内情を調査。どうも怪しい破産だとにらみます。






ところが、それも伊藤淳史が演じているからか、ヒロインとのからみがモテない男のコミカル演技になったり、仕事モードのシリアスになったり、






こちらもどう見ていいんだか、戸惑うばかりのガチャガチャした展開。







…で、その不正の証拠になるファイルを持ち出した経理のOL(仲里依紗)が、それを渡そうとしたら、






駅のホームから突き落とされそうになり、ファイルは経理部長(滝藤賢一)に奪われる…って、いきなりサスペンスっぼい終わり方に。







…なんじゃこりゃ、です。








会社の不正暴くより、さしあたっての生活をどうするか、でしょう、普通は。







また、小雪に悲壮感が無いし、伊藤淳史にそんな大きな法律事務所のボスらしさも無い…。







もう1回見ますけど、たぶんリタイアかな…。






今回の評価は…3