あまりに期待が序盤にふくらみすぎたので、なかなかそこまではなってくれない展開にじれてきた…というのが正直なところです。
NHK 金曜22時
「お母さん、娘をやめていいですか?」第6話
主演…波瑠
脚本…井上由美子
演出…笠浦友愛
斉藤由貴演じる母親の顕子が暴走しそうで、なかなか暴走しないんですよね。
今回も娘の美月(波瑠)が家を出て恋人松島(柳楽優弥)のところに転がりこむと、
そこに勝手に入り込んで料理を作ってしまう…
その行動自体は不気味で薄気味悪いんですが、
この母親のその程度の行動なら、もう馴れてしまったというか、刺激的ではないんですね。
…なので、今回も相変わらずのグダグダした親子の腐れ縁を見させられてる…という域を出ませんでした。
ちょっと刺激的だったのは、ラストの文化祭で、娘が恥ずかしいことをやらされてるんでは?と気がかりで乗り込んできた母親(池津祥子)と顕子の言い争い。
どちらも子供を過剰に思うがあまりの逸脱してる行動なんですが、その自覚がない愚かしさとおぞましさ。
このドラマ、母親ってものをいろいろ考えさせられます。
今回の評価は…