悪役を演じてこその寺島進…「バイプレイヤーズ」第7話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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録画をミスったために先々週の金曜日に放送したものを、ネットでようやく見て書きます。

この回、久しぶりにこのドラマらしくて良かったです。

 

 

 

 

テレビ東京 金曜24時12分

「バイプレイヤーズ~もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら~」第7話

 

主演…寺島進

脚本…ふじきみつ彦

演出…守下敏行

 

 

 

 

このドラマの良さは、普段知ることのない脇役のあれこれを知ることができるところにあるわけで、今回はちょっとドキュメンタリー風というより、しっかりドラマになってましたが、

 

 

 

 

 

悪役が多い役者の悩み…みたいなことが寺島進を主役に描いていて、このドラマらしい面白い仕上がりでした。

 

 

 

 

 

 

昔から言われていることですが、悪役が多い役者さんって、素はイイ人が多いんですね。

これは実際にそうで、ホント皆さんいい人なんです。

 

 

 

 

 

 

寺島進もその最たるもので、顔はコワモテで、「バカヤロー!」ってばかり言っていて言葉も荒いのに、実は繊細で優しい人なんですね。

 

 

 

 

 

今回は寺島にファンレターをくれる父親のいない幼い兄妹を訪ねたら、友達に、殺し屋と知り合いだからといじめられていて、

 

 

 

 

 

心を痛めた寺島が悪役をやめようか、と悩む…という展開。

せっかく後輩が監督する映画に悪役でオファーが来ているのに断るというので、

 

 

 

 

悪役やってこその寺島進でしょう?と椎名桔平に説得され、実は兄妹も悪い役をやって悪い人だと思わせてる寺島がスゴいんだってことを分かってくれていると知り、悪役も続けることにする…ってお話でした。

 

 

 

 

松村邦洋が北野武のマネで登場するというある意味豪華なゲスト。

椎名桔平は素のようで、やはり芝居ががっているのがこの人らしくもありました。

 

 

 

 

子役の特に女の子のいじめっ子に言い返すシーンは良かったですね。

最近は次々にいい子役さんが出てきます。

 

 

 

 

 

あと、面白かったのは、自然な「えっ!?」って台詞の言い方に悩む遠藤憲一と、それに付き合う松重豊とのシーン。

 

 

 

エンケンさんの真面目さ、不器用さ、松重豊の優しさが分かるいいシーンでした。

 

 

 

 

今回の評価は…4