単純に渋くカッコいい作品…「CRISIS」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

私めの今クール期待度No.1の作品ですが、初回を見た限りでは期待を裏切らない良質な作品になっていました。






どこか懐かしささえ感じさせるシンプルにカッコイイ!アクションドラマ。
「SP」の初回を見た時に通じるワクワク感がありました。






「CRISIS 公安機動捜査隊特捜班」第1話

主演…小栗旬
脚本…金城一紀
演出…鈴木浩介





冒頭、うむを言わさぬテンポで始まる文科大臣の新幹線内爆殺をたくらむテロリストとの対決。






それぞれ得意分野を持つ特捜班の5人が、テロリストを割り出し対決する過程で、手際よく各人のキャラクターを紹介する脚本の鮮やかさ!






金城一紀のストイックかつダイナミックな筆運びに感服しました。






余計な描写や説明は一切ないために、淡々と大仕事をこなす5人のプロフェッショナルさが鮮やかに浮かび上がり、つかみはOK!って感じでしたね。






小栗旬と西島秀俊はこの作品の出演が決まるなり、金城一紀のすすめで、「SP」の時に岡田准一が習った格闘術カリを習得したそうで、







それぞれの格闘シーンはそれは見事てしたね。しかも小栗旬と西島秀俊で戦い方が違うんです。役のキャラクターに合わせて。







ま~ちょっと、小栗旬の犯人との川への飛び込みはやりすぎでしたけどね。






もう1エピソードありましたが、そちらはそれほどでもありませんでした。






特捜班に仕事をさせる警察官僚を長塚京三が演じてますが、いざとなれば切り捨てそうな冷酷さが漂い、こちらもよい感じでした。





今後はどんな事件を扱うか楽しみです。
今回の評価は…4