潜入捜査の悲哀…、「CRISIS」第5話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

「小さな巨人」の第5話も警察の闇を描いてましたが、このドラマで描かれる警察の闇に比べれば、浅いし、薄っぺらいもので…





特に前回に引き続き、今回も描かれた潜入捜査の悲哀は、ずしんと腹に重く響く、リアルに深くて濃い闇でした。






フジテレビ  火曜21時
「CRISIS~公安機動捜査隊特捜班~」第6話

主演…小栗旬
脚本…金城一紀
演出…白木啓一郎





最初は指名手配の爆弾テロ犯をつかまえろ…って話かと思いきや、







実はその男、里見(山口馬木也)は公安からの潜入捜査員で、テロ決行前に情報を流したのに、






公安は動いてくれず、そのまま犯行に荷担するはめになってしまったのです。






その時の公安の上司が今の警視総監・乾(嶋田久作)。里見は乾の命を狙いますが、稲見(小栗旬)らに阻止されます。





逮捕された里見は留置所で首吊り自殺。
おそらく自殺に見せかけて殺されたんでしょうね。






不気味な警察の闇を感じました。
公安はカルト教団にわざとテロを決行させたんでしょうか。
説明はしてくれない後味の悪さがこのドラマならでは…でした。






ただ、オウムをイメージさせるので、ちょっと不謹慎な気はしましたね。







里見役の山口馬木也はテロリストと警察官の顔を演じ分け、潜入捜査の悲哀を体現していましたが…。






今回の評価は…4