初回は期待以上に面白かったです。このくらいのレベルで毎回見れるんだったら、これは大変秀逸な企画です。
下北沢を舞台に毎回「人生で最悪な一日」を迎えた人物のドタバタを描くっていうのが毎回共通のテーマ。
脚本は下北沢の劇場で公演を行っているような劇団の劇作家が毎回交替で書くってことになっており、今回は劇団TAIYO MAGIC FILMの西条みつとし。
残念ながら小劇場については私め疎いので知らないのですが、この人、自らも芸人で、その後コント作家をしていた末に自らの劇団を持った人のようです。
道理で、よくできたコントのように軽快なテンポで一気に進む面白い作品でした。
テレビ東京 金曜24時12分
「下北沢ダイハード」 第1回
主演…神保悟志
脚本…西条みつとし
演出…関和亮
国会議員なのにSM好きで、女王様にいたぶられていた渡部(神保悟志)は、全裸でスーツケースに閉じ込められ、それで外を移動するというプレーをすることに…
ところが、そのスーツケースは間違って取り違えられ、どうやら誘拐事件の身代金の入ったスーツケースとすり替わってしまったらしく…
すると、子どもを誘拐された親たちの前に現れた誘拐犯はなんと息子の健人(吉沢亮)で…。という展開。
まだご覧になってない方のためにネタバレはやめておきますが、いや~面白かったですね。
全裸の神保の独白が最高!その独白に合わせた表情の変化も笑えました。
普段シリアスな役が多い人だけに、余計におかしかったです。
息子役の吉沢亮も顔つきが以前より更に良くなり、この人のブレイクも
近いなと思います。
予告で見る限り、次回も面白そう。
「コード・ブルー」と並んで夏ドラマでは次回が楽しみな作品になりそうです。
今回の評価は…