いつもより素直に泣けた…「コード・ブルー」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回もいろんなエピソードが盛り込まれていましたが、いつもより橘一家の話の比重が大きくて、




小児の臓器移植について、いろいろ考えさせられ、素直に泣けた回になりました。





フジテレビ  月曜21時
「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~」第4話

主演…山下智久
脚本…安達奈緒子
演出…葉山浩樹




助けることかできるのに助けられない…
順番待ちという不条理な現実のために、臓器移植を必要とする子どもたちは、その日を死なずに待たねばならないのです。





大体1000日なんですね。気が遠くなる長さです。




橘(椎名桔平)の息子優輔には、隣のベッドにも同じ拡張型心筋症の少年がいて、




二人には同じ境遇ゆえの友情があるわけです。
そして、二人で見たいと思っていた花火大会の日を前に、




少年は容態が急変し、あっけなく亡くなってしまいます。




心臓に悪いから、あまり感情的にならないようにしている優輔ですが、





花火を見ながら、アキトと見たかった…と涙を流すのです。
病気の子どもで泣かすというのは、私めの中ではちょっと反則なんですが、泣けましたね。





両親に気をつかって、感情をおさえていただけに、次は自分が…という恐怖に怯えながら、





この先も生きていく優輔くんが不憫でなりませんでした。
こればかりは医師である両親もなすすべが無いんですからね、順番待ちという現実の前では…。





そういう背景をきちんと描いた上での、このシーンだったので素直に泣けたんだと思います。




ただ、それに次ぐ比重だった緋山(戸田恵梨香)と料理人の緒方(丸山智己)のエピソードはいただけませんでした。





緋山を励ます緒方の言葉とかは良かったんですが、奥さん居たんですか~的な展開にはちょっとガッカリ。





どうも恋愛要素を盛りこもうとするふしが、この脚本家にはありますね。





次回はまだしっかり描いてない名取(有岡大貴)がメインでしょうか?
かなり心に闇がありますね。





今回の評価は…