今回はフェローの名取(有岡大貴)をメインにした回になるのかと思って見たら…
大して深い内容ではなく、そちらの面では、引っ張った割にはあっけなくて拍子抜けしました。
フジテレビ 月曜21時
「コード・ブルー～ドクターヘリ緊急救命～」第5話
主演…山下智久
脚本…安達奈緒子
演出…西浦正記
第3シーズンって、このドラマのサブタイトルであるドクターヘリ緊急救命の部分の描写がめっきり減っているような気がします。
病院内のシーンがやけに多くて、ドクターヘリで向かった先の緊迫感あるシーンって初回ではたっぷり見れたけど、その後の回では、少ない気がします。
いろんな制作側の事情もあるんでしょうけど、やはりこのドラマは命を救うかどうかの差し迫った中で起きる人間ドラマを見せて欲しいんですよね。
なので、今回もし名取をやるなら、同じようにレスキュー隊として命を救えるかどうかで日々を送ってきた倉田（大谷亮介）とのエピソードを、
誤診を素直に謝るかどうかなんて、浅い話ではなく、もっと深いものになるようにじっくりと描いて欲しかったです。
大谷亮介がベテランらしい説得力のある演技で好演していたので、セリフだけでなく、もっとふくらませてくれていたらと悔やまれます。
緋山（戸田恵梨香）と緒方（丸山智己）に時間を使うくらいなら、その方が良かったのに…と思わずにはいられません。
…で、今回のメインは冴島（比嘉愛未）の早期流産の方になりました。
これはこれで、確かに悲しい話ですが、どっぷり引き込まれなかったのは、中途半端に名取のエピソードもあったからかもしれません。
ただ、藤川（浅利陽介）が藍沢（山下智久）に自分は冴島を幸せにできるのか？という問いに答えてトマトを食べるシーンは良かったですね。
藤川の冴島への思い、精一杯、同期の藤川を力づけようとする藍沢の思いが伝わり胸を打たれました。
今夜放送される回は救命の現場が出てくるようですから、楽しみにしたいと思います。
今回の評価は…