フジテレビ 月曜21時
「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~」第6話
主演…山下智久
脚本…安達奈緒子
演出…田中亮
やっぱり、ドクターヘリで出動しないとね、「コード・ブルー」は。
冷凍倉庫内で起きた事故。
藍沢(山下智久)や職場復帰した冴島(比嘉愛未)の頼もしさ。
ギリギリの状況下で、試練に直面するフェローたち。
怖じ気づく灰谷(成田凌)を藍沢がトランシーバー越しに、厳しく叱咤し奮起させるシーンは、まさにこのドラマならでは、でした。
やはり、現場の経験を積んでこそ、成長が見られるところありますからね。
冴島を間近で見て自分との差を思い知る雪村(馬場ふみか)も、現場での惚れ惚れする冴島の対応ぶりあればこそですからね。
ただ、今回のもう1つの重いエピソードだった脳死した青年からの臓器摘出にからめての、
緋山(戸田恵梨香)と名取(有岡大貴)のエピソードは、考えさせられるところはいろいろありましたが、
緋山が語る過去の苦い経験は前シリーズを見て覚えてる前提みたいな説明不足さは否めず、
相変わらず心のない名取が殊勝になるのが、唐突にも思えました。
もっと丁寧に描いて欲しいエピソードでしたね。舌足らずの物足りなさがありました。
白石(新垣結衣)の声でのナレーションが説明過多な部分もありましたね。
それを描いて欲しいのにナレーションで済ますのか…みたいな。
このへんが脚本家の力量の差なんでしょうね。
どうも、つい今までと比較してしまうのが、申し訳ないとは思いながら、要求したくなるんですよね。
とはいえ、今回の評価は…