毒親にゾッとするシリアスな学園ミステリー…「明日の約束」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマのタイトルの「明日の約束」って、どういう意味なんだろうと思って見ていたら、初回の最後、エンドロールが流れたあとに分かり、そこが一番ゾッとしましたね。

 

 

 

 

ヒロイン自身も毒親である母親に縛られて育ったという事実。

あの「明日の約束」と題した交換日記の文面、恐ろしかったですね。

 

 

 

 

今日も日向はママの言うことを聞けない悪い子でしたね…。

明日はちゃんといい子になりましょう。

 

 

 

怖~~。

 

 

 

 

フジテレビ 火曜21時

「明日の約束」第1話

 

主演…井上真央

脚本…古家和尚

演出…土方政人

 

 

 

 

全体に重苦しい空気が流れていて、映像もダークな感じ。

今の教育現場をリアルに描くと、とかくこういうことになってしまうのかなって感じのトーンです。

 

 

 


 

陰湿ないじめや毒親の過干渉、やる気のない事なかれの教師たち。

見ていて辛い気持ちになることばかりですが、その中でスクールカウンセラーのヒロイン日向が、どう生徒と向き合っていくかの話。

 

 

 


 

事務所移籍やら何やらいろいろあったせいか、明るく元気なイメージだった井上真央が、ちょっとくすんでしまい、良く言えばオトナっぽくなって、そういう意味では皮肉にもこの役に合っています。

 

 

 


 

ただ、初回を見る限りそれほど魅力的なヒロインというわけではありません。

 

 


 

 

今回は、母親からほったらかされているバスケ部のマネージャー(山口まゆ)を母親から切り離してあげることに成功しますが、

 

 

 


 

片や、不登校の圭吾(遠藤健慎)は、救うことができずに、自殺に至ってしまいました。






圭吾の毒親を演じているのが、仲間由紀恵。

すました顔して息子を縛りつけている母親をクールに演じていて、不気味さが良いです。






息子がバスケ部の先輩と意味深なLINEのやりとりをしているのを、後ろから、ぬ~~っと見ているのはちょっとしたホラーでしたね。

 

 




この母親と今後ヒロインがどう向き合うのかは気になるところです。





今は普通な感じの担任の及川光博や、日向の恋人の工藤阿須加も、まだ裏があるかもしれず、油断はなりません。





視聴率的には苦戦しそうな作品ですが、このテイストを貫き、変にブレないことを願うばかりです。





今回の評価は…