頼もしいシューフィッター村野の助力…「陸王」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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これまでは、専門外の足袋屋さんが、世界的なメーカーより優れたランニングシューズを開発するなんて夢物語みたいで、




いくら宮沢(役所広司)が熱くなっていても現実味が薄かったのですが、今回、カリスマシューフィッターの村野(市川右團次)が、アトランティスを辞め助力してくれることになり、にわかに現実味が増してワクワクする回でした。




TBS  日曜21時
「陸王」第4話

主演…役所広司
脚本…八津弘幸
演出…田中健太





さりげなく地味な存在ながら、光石研演じるスポーツショップの店長は、役に立ってくれてますよね!
今回も宮沢とアトランティスを辞めたばかりの村野を引き合わせるというグッジョブをやってくれたんです。





村野に対して自分がいかに陸王を作って茂木に履かせたいかを宮沢が語るシーン、役所広司の語り口が見事でしたね。





ただ、のべたらに熱く語るのではなく、強弱のメリハリをつけた語りの説得力!
頑張ってはいるけど、時々セーブがきかず、スーパー歌舞伎のセリフみたいになってしまう右團次と比べると、その凄さが実によく分かりました。





あれなら、一発で村野も助力したくなりますよね。
そこに無理を感じさせませんでしたから。






これまでの宮沢の苦渋が分かるだけに、村野の助力で完成したニュー陸王を茂木(竹内涼真)が履いてくれた時の感無量の表情にはグッと来ました。






逆境にある宮沢、茂木、村野の思いが詰まったレースシーンで、「ジュピター」が流れた時は「1人じゃ~な~い」の歌詞が、初めて素直に心に響きました。





正直、何でここでこの曲?って回もありましたからね。





竹内涼真の抑えめでまっすぐな演技も、この人らしくて良いですね。適役です。





見学に来ていたアトランティスの小原(ピエール瀧)がニュー陸王を履く茂木に脅威を感じてましたから、えげつない嫌がらせが始まるんでしょうね。
面白くなってきました。





今回の評価は…