一人の少年を死に追いやった一因にもなっているのに、何ら悪びれた様子もない自己肯定には呆れるばかりでした。
フジテレビ 火曜21時
「明日の約束」第9話
主演…井上真央
脚本…古家和尚
演出…小林義則
圭吾の母親(仲間由紀恵)が、霧島が前にいた学校で問題を起こしていたのを、ちらつかせて圧力なんかかけるから、
かえって圭吾は霧島にマークされ、いじめの種をまかれた…って皮肉でしたね。
母親は息子に良かれなのに、息子を苦しめる原因を作ってしまう…この母親の無自覚さはホント罪深いですね。
しかし、回想シーンでの霧島の種のまきっぷりは卑劣そのものでしたね。
仕向けてるだけで自分がやらせたわけではない…って理屈が、何とも言えぬ嫌悪感でした。
及川光博の冷酷な目つきが絶妙でしたね。
日向(井上真央)も圭吾に告白されたのを黙ってたくせに…それをバラしてもいいのか?と開き直るあたりは、ホント、なんちゅうヤツや!って感じでした。
霧島のヒールっぷりが際立って、影が薄くなった仲間由紀恵の母親は首吊り…!?
霧島も母親もこらしめられて欲しいんですが、そんな痛快な最終回ではないんでしょうね。
今回の評価は…