患者でも失敗しない大門…「ドクターX」最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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「医者の不養生」って言葉が昔からありますが、大門(米倉涼子)も忙しさにかまけて、自分の病魔には気づかなかったようで…



テレビ朝日  木曜21時
「ドクターX~外科医・大門未知子~」最終回

主演…米倉涼子
脚本…林誠人
演出…田村直己




大門未知子が余命3か月、死んでしまうかも?って宣伝を派手にしまくったテレビ朝日。





その甲斐あって最終回の関東地区の視聴率は25.3%。有終の美を飾る高い数字でした。





ま~、私めはひねくれ者でどうせテレビ朝日はシリーズを続けるに決まってるから、死ぬはずがないと思いながら見てましたが…。





一刻も早く手術しないと命にかかわる悪性腫瘍が見つかったのに、





大門は自分でないと成功しない内神田(草刈正雄)の末期がんの手術を、無理をしてでもやろうとします。





涙ながらに晶さん(岸部一徳)が、ボストンに行って名医に手術してもらって…と懇願するシーンは良いシーンでしたね。




目の前の患者を救わなければダメだって教えてくれたのは晶さんじゃないかと責める大門。
今シリーズは二人の師弟愛の深さをこれまで以上にしっかりと描いてますね。




結局、内神田の手術も見事にこなし、そのあと倒れても、自分の手術のために必要なものも買わせてあり、





西山(永山絢斗)が手術に困っても、ノートにちゃんと術式を書き留めてあり、





それを晶さんが読み上げて、大門の手術も無事に成功するのでした。
患者になっても失敗しない…という洒落た終わり方でした。





晶さんと二人、キューバに行ったみたいですが、また続編で帰ってくるんでしょう。





今回の評価は…





今回のシリーズはいかにマンネリにならないかに腐心するスタッフの努力が強く感じられるシリーズでした。




水戸黄門のように御約束をしっかりと守りつつの痛快さ。まだまだ長く続きそうですね。