私めは記事でも比較的、演技に関して書くことが多いのですが、この役者は将来伸びるなという目利きに関していささか自信があります。
誰もが良いと言う前にいかに早い段階で注目するかが、目利きの腕の見せどころです。
まずは、過去3年、どんな人を取り上げたか振り返ります。
15年
池松壮亮
菅田将暉
山崎賢人
葉山奨之
16年
坂口健太郎(別格)
志尊淳
吉沢亮
村上虹郎
板垣瑞生
町田啓太
古川雄輝
竹内涼真
中川大志
17年
成田凌
新田真剣佑
健太郎
北村匠海
佐野勇斗
…と、まあこんな面々です。
菅田将暉や山崎賢人、竹内涼真、坂口健太郎のように順調にキャリアを重ねて、誰もが知る役者になっていく人もいれば、
時間がかかる人もいるわけで、昨年あげた5人はむしろ昨年の活躍を土台に今年大きくブレイクする可能性がある人たちです。
特に健太郎は「昼顔」に出ていた時から注目していた人ですから、昨年の「アシガール」の若殿役も良かったし、今年グイっと来そうな気がします。
あと、映画「君の膵臓をたべたい」で注目された北村匠海も今年さらにステップアップしそうです。
こう見ると若手男優は群雄割拠、なかなか他をしのぐのが大変ですね。
15年に取り上げた葉山奨之やもっと前から注目していた高杉真宙の二人が昨秋の「セトウツミ」で注目されましたが、この二人とかなかなかブレイクまで行きませんからね。
難しいものです。
さて、前置きが長くなりましたが、今年新たに注目の男優をあげていきます。
まずは、
金子大地
秋ドラマの「明日の約束」でバスケ部主将長谷部を演じて、当ブログのドラマアカデミー賞で最優秀新人賞に選ばれた人です。
私めが若手の役者さんを見て可能性を感じるのは、目に力があるかどうかで、
その意味でこの人は目に力があり将来性を感じました。
所属事務所もアミューズですし、これからグイグイ来ると思います。ご注目ください。
実は新顔でオススメは彼くらいです。
昨年、一昨年と人数を多くあげすぎましたね。
若手男優はちょっと飽和状態に来ているかも。なかなかブレイクせずくすぷっている役者がかなりいます。
今年は、くすぷっているけど頑張ってほしい若手男優をあえてあげておきます。
先述した
高杉真宙
葉山奨之
は、その最たる人たちで、その他にも
間宮祥太朗
山田裕貴
竜星涼
小関裕太
吉沢亮
…といったあたりの人たちが、もう一息なんですが、今年あたりどうですかね。誰かブレイクするかご注目ください。
最後に、だいぶ先まで見据えての超青田買いですが、一人気になった少年を…
神尾楓珠
WOWOWの「アキラとあきら」で斎藤工の少年時代を演じた子で、「監獄のお姫さま」で小泉今日子の息子役だった子です。
この人もいい目をしてます。
将来性を感じる逸材です。