復讐のカタルシスのない復讐劇…「FINAL CUT」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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何だかいろいろガッカリさせられる初回でした。ネックはこれから主人公が復讐していくという高揚感や期待感が乏しいこと。





そして、何より悪いのは復讐が中途半端で、カタルシスを味わえない寸止めの復讐だってことでした。





フジテレビ  火曜21時
「FINAL CUT」第1話

主演…亀梨和也
脚本…金子ありさ
演出…三宅喜重



主人公(亀梨和也)が恣意的な報道で殺人事件の犯人扱いにされ、自殺に追い込まれた母親(裕木奈江)の復讐のために、





当時の報道番組関係者に近づき、その人の不利になる映像を盗撮して、恣意的な編集を加え、その映像を見せて脅迫し、言うことを聞かせる…って展開…らしい。





今回はいきなり番組プロデューサーがターゲットでしたが、自分の正体も明かしちゃうし、




オイオイ、初回から随分ぶっちゃけてるな、この先やりづらくないか?って思ってしまいました。





だいだい部外者がそんなに簡単にテレビ局の中に入れませんからね。




しかも、主人公って警察官?
別人になって姉妹に近づいたりもしてるけどそんなに暇か?




いろいろ疑問がわいて、モヤモヤが残る初回でした。
復讐ものは前クール見たばかりで、食傷気味なのもありますが、どうも復讐ものとして捉えると物足りない作品のようです。




見続ける要素が見つかるかどうかですね。
かなり厳しい気もしています。




初回はプロデューサー役の杉本哲太の卑劣っぷりが良かったくらい。
亀梨和也は想像通り程度の演技でした。




初回の評価は…