TBS 金曜22時
「アンナチュラル」第1話
主演…石原さとみ
脚本…野木亜紀子
演出…塚原あゆ子
不自然な死に方をした人の死因を探るというのがヒロイン、ミコト(石原さとみ)の仕事。臨床検査技師の夕子(市川実日子)や、医大生の検査員の久部(窪田正孝)と組んで真実に迫っていくのが、興味深く見られました。
ただ検死するだけでない行動力が話にメリハリを与え、はずみをつけていました。
あまり捜査っぽくなるのも逸脱するでしょうし、その兼ね合いが難しいですね。
また、1話完結のエピソードと別に最終回まで続いていく引っ張りエピソードも、今回はチラチラ匂わせて気になりました。
ミコトは過去に何があったのか？
中堂(井浦新)は何を探っているのか？
石原さとみは、ヘンな石原さとみ風の演技ではなく、ナチュラルに演じているのが良かったです。
ちょっと残念なのは窪田正孝が窪田でなくても出来そうな役にすぎないことでした。
亡くなった人の名誉挽回のため、尊厳を守るために励むというのは、良いカタルシスを得られそうです。
今回の評価は…