あまり期待してなかったせいか…「海月姫」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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もっと見るに耐えないものになるかと思っていたので、そこまでではないなと、好意的に見てしまいました。




フジテレビ 月曜21時
「海月姫」第1話

主演…芳根京子
脚本…徳永友一
演出…石川淳一





同じ石川淳一演出の「デート」も恋愛不適合の変人のピュアな恋愛を描いてましたが、このドラマのヒロインの月海(芳根京子)も、ピュアにクラゲを愛するオタクが無器用ながら恋をしていく話で、見ていて応援したくなったのは良いことでした。






芳根京子は「表参道高校合唱部」でも見せた一途さが、今回の役でも発揮され、ほっとけない感じは良く出ていました。






女装美男子の蔵之介役の瀬戸康史は、漫画の中でしか存在しえないようなキャラを、実写でも違和感なく見せています。





弟の修(工藤阿須加)と違い愛人との息子であることからくる屈折や憂いを、瀬戸が含みを持たせて演じていて、よくヒロインを支えてました。





工藤の方はコミカル演技に硬さがまだありますが悪くはないです。





ちょっと尼~ずのメンバーのキャラが極端すぎて、気色悪くはありますが、デリケートな引きこもりオタクたちが、嬉々として得意分野の話を熱弁するのは、ちょっとひきつけられました。






脚本のテンポの良さ、アクセントをつけた演出の巧みさで、つい見てしまうものになりそうです。







今回の評価は…