ニセ札作りに結びつけようとするから…「anone」第6話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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薄気味悪い瑛太演じる中世古の悪魔的な存在感が、どんどんドラマにダークさを増していて、それが良くも悪くもこのドラマの後半を引っ張っていくようです。






ただ、ニセ札作りというのが、これだけニセ札防止の技術が進んでいる今の時代に、しがない町の印刷所で作れるとは決して思えず、






愚挙にしか思えない分、たくらむ中世古も、巻き込まれる面々も、愚かしく見えていく一方で、それがネックになっています。






日本テレビ 水曜22時
「anone」第6話

主演…広瀬すず
脚本…坂元裕二
演出…水田伸生






なぜ中世古はニセ札作りを思い付いたか?
どのように亜乃音(田中裕子)の夫(木場勝己)に持ちかけ、言うことをきかせたのか?
そのためにどう玲(江口のりこ)と息子の陽人に近づいたのか?






そのへんが丁寧に描かれましたが、知れば知るほど薄気味悪い男ですよね、中世古って。





ニセ札なんか作るわけないでしょう?
協力要請をつっぱねた亜乃音やるい子(小林聡美)でしたが、







亜乃音は孫の陽人の罪を隠すために…
ハリカ(広瀬すず)は彦星の病を治す金を作りたいため…
持本(阿部サダヲ)は余命わずかだから何か作り出したいために…




るい子にいたっては亜乃音に恩義を感じているから亜乃音に従うという理由で、ニセ札作りに加担しようってわけですが、






どうも理由が…って引っ掛かり、ニセ札作らなくても…と褪めてしまいます。






愛人の娘なのに、育ててくれた亜乃音にやけに邪険で、陽人に近づいたからと亜乃音にビンタする玲にもゾッとしました。
いくらなんでも義理の母にビンタは無いでしょう。






今回の評価は…