ノミネートしたのは以下の5人です。
田中裕子
「anone」
本家アメリカのアカデミー賞におけるメリル・ストリープみたいなもので、この人が出演してたら選ばずにおけない凄みがやはりありますね。
微妙な表情と目立たない仕草で、複雑な感情を豊かに表現するのは、他を寄せ付けませんね。
今さらですが…。
高橋メアリージュン
「隣の家族は青く見える」
「コウノドリ」でもいい演技を見せてくれましたが、このドラマでも、パートナーの息子と住むことになり、
子どもを欲しがらなかった女性が変わっていくさまを、しっかりと演じてくれました。
島崎遥香
「リピート~運命を変える10か月~」
イカれた危ない女性を怪演。彼女の目を見開いた時の狂気の演技は、ゾッとするものがありました。
殺されてしまい出なくなってからは、このドラマを見るモチベーションが下がり、作品自体もつまらなくなりました。
市川実日子
「アンナチュラル」
前に出すぎず、かといって引っ込みすぎず、絶妙な距離感で石原さとみ演じるヒロインをアシストする好助演でした。
キャリアを重ねて、どんどん得がたい脇役女優に進化していますね。
門脇麦
「トドメの接吻」
最初の内は薄気味悪い演技でしたが、徐々に内面が分かっていくにしたがって、彼女の力量を発揮できる役になっていきました。
難しい役ほど輝きを放つ不思議な女優さんです。普通の役だと物足りないものがあります。
以上5人の中で最優秀助演女優賞に選んだのは…
市川実日子
「アンナチュラル」
女優が女優をアシストするのは、簡単そうで難しいものがあります。
このドラマの石原さとみと市川実日子は、名コンビと言えるコンビネーションを築き上げました。
それを評価しての授賞です。