しまった~~~!
期待しすぎた~~~~!
どうしたんだ?古沢良太。
ハッと驚かされるような展開がまったく無いまま、ダラダラと、しかもかなり荒唐無稽なまでの強引さで展開させる脚本は、
初回でこれでは先が思いやられるって感じにしか思えませんでした。
う~~ん、こんなはずじゃなかったのにな~。
フジテレビ 月曜21時
「コンフィデンスマンJP」第1話
主演…長澤まさみ
脚本…古沢良太
演出…田中亮
コメディってつくづく難しいなと改めて思いましたね、今回見ていて。
まず脚本の出来がイマイチだと、演じる役者の負担が大きくなるんですね。役者の力量で脚本をふくらませることもできなくはないですから。
しかし、小日向文世にはそれができても、残念ながら長澤まさみと東出昌大にはそれができない。
脚本の良さでカバーできてない分、彼らの演技の拙さ(特に会話劇で致命的な滑舌の悪さ)が露呈することになってしまうのです。
雰囲気はいいし、キャラにも合っているけど、それ以上のプラスアルファが無いので、コメディとしてのふくらみがありません。
更に「リーガルハイ」や「デート」の演出・石川淳一ならまだしも、今回の演出はあまり本格コメディ演出の経験が少ないのか、
笑わせる演出のセンスにも欠けていて、演者の力量をカバーする手立ても乏しいのです。
脚本、演出、キャストがそれぞれに足を引っ張り合って、微妙な感じの仕上がりになってしまった。
それが少々厳しすぎますが初回の私めの感想です。
いろいろおかしなところはありましたが、それはあえて荒唐無稽さを狙っているなら、目をつぶらなければと思って見てはいました…
それにしても砂丘にスカイダイビングのくだりはあまりにあまりに…でしたけどね。
古沢良太、どうしたんだでしょう?
不安を抱えながら、次回を見ることにします。
今回の評価は…