草なぎ剛で昨年「嘘の戦争」という復讐ものをやったフジテレビがまたも、やるんですね。
フジテレビ 木曜22時
「モンテ・クリスト伯~華麗なる復讐~」
主演…ディーン・フジオカ
共演…大倉忠義、山本美月、高杉真宙、高橋克典、新井浩文
脚本…黒岩勉
演出…西谷弘、野田悠介
おそらく、まずディーン・フジオカで何か連ドラという話がまずありきで、
では何をやらせるかって話になり、このテーマになったんでしょうね。
芸名も芸風も外国人っぽいディーンに和製「巌窟王」を演じさせるというのは、優れたアイデアではあります。
ドラマの作りも映画を何本も監督している西谷弘がチーフ演出ですから、ハッタリをかました映画的なバタくさい作りにわざとするのでは…と予想されます。
どうせ復讐ものをやるなら、やはり振り切った作りにしないと面白くはならないですからね。
あと肝心なのは復讐対象者ですが、主人公をおとしいれた大倉忠義が恋敵、新井浩文が先輩、高橋克典が刑事。
彼らがどうクセの強い演技を見せてくれるかヒールの存在が大事です。
脚本は「ようこそ、わが家へ」や「サムライせんせい」「貴族探偵」の黒岩勉。
作品の出来にばらつきのある人ですから、今回はどうなりますか?
ただ、朝ドラの時のディーンファンの要求を満たすものになるかは疑問。
視聴率の予想は今のフジテレビなので6~7%
作品の出来に関わらず苦戦が予想されます。