道明寺のようになれない晴…「花のち晴れ」第7話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

音(杉咲花)との恋はうまくいかない。
父親(滝藤賢一)からは依然として認めてもらえない。
憧れの道明寺のように自分には学園を束ねる自信がない。




ないないづくしで凹みモードの晴(平野紫耀)なわけですが…





TBS  火曜22時
「花のち晴れ~花男Next Season~」第7話

主演…杉咲花
脚本…吉田恵里香
演出…松木彩




名門の御曹司として生まれながら、幼い頃からずっと父親に認められず、愛情を得られない晴の辛さがしみじみと伝わる回でしたね。





学園では強く見せていても、ホントは心優しくヘタレな晴が、素直な自分でいられるのが、音と一緒の時で、





だからこそ、晴は音を強く求めているわけですね。父親からの愛情の欠落を埋めるかのように…。





落ち込んだ晴が訪れたのは道明寺邸、道明寺はあいにく不在で、秘書の西田(デビット伊東)が、





晴が心配でついてきた音と共に、中へ招き入れられます。





メイド頭のタマさん(佐々木すみ江)が紅茶をいれてくれ、道明寺のようにはなれないと嘆く晴に





道明寺も最初からしっかりしていたわけじゃない…一人の女性で変わったんだと教えてあげます。




しっかり者の音に連れられ、帰って行く二人を見送りながら、道明寺とつくしに似ていると西田が言うと、





口では否定しながらも、ニンマリと頬笑むタマさんが良かったですね。





二人にかつての道明寺たちを重ねているんでしょうね。
大ベテラン佐々木すみ江ならではの含みのある演技でした。






自分らしくしたら良いんだよと音に励まされ、晴は庶民狩りをやめ、優しさを見せました。





このドラマは晴の成長物語の要素もあるんですね。




天馬(中川大志)を心酔する近衛(嘉島陸)という変な声の男、ちょっと危ない存在ですね。
何かやらかしそうです。





今回の評価は…