結局これだけの話だったわけです…「ブラックペアン」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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私めは原作を読んでいないのですが、おそらく2時間ドラマでもできなくはなかった話なんでしょうね。




もし、シンプルに渡海(二宮和也)と佐伯(内野聖陽)の話を2時間ドラマにしたら良い作品になっていたかもしれません。





TBS  日曜21時
「ブラックペアン」最終回

主演…二宮和也
脚本…丑尾健太郎、神田優、槌谷健
演出…田中健太




ま~よく引っ張ってきましたよ。これたけの話を。
いろんな要素をぶちこんで。




視聴率を取るために意図的に日曜劇場テイストを濃くした後半は、お見事とその割りきった戦いように頭が下がる思いです。





佐伯がどんな医師だったかを知ると、なぜ理事長争いをしたか、疑問には感じましたね。




西崎(市川猿之助)みたいなヤツになって欲しくなかっただけなんでしょうか?





それなら理事長になってもすぐに辞めて、後進の指導に励んだというのも分かります。





佐伯の真意を知り、佐伯への復讐心が敬意に変わる佐伯と渡海のシーンは良かったですね。





初めてこのドラマの主題歌がしっくり来るラストでした。
小田和正の曲は良かったのに、今まではどうも感動的にならずに、もったいない曲だなと思っていたんです。





主演の二宮和也は体格はこれまでの名医を演じた役者たちに見劣りするものの、彼なりに頑張ったと思います。





セリフもアドリブで随分変えたそうですね。
彼なりにキャラクターを懸命に増幅し、面白くしようとしたんでしょうね。





次作は彼の柄に合った役で主演してくれることを願いたいと思います。





同じ医師でもドクターコトーのような医師ならまだ良かったように思うんですがね。






最終回の評価は…