仲村トオルの爽やかさとまっすぐな演技でごまかせてましたけど、
情を重んじて、ビジネス面は結果オーライの行き当たりばったりだったような気がしてなりません。
テレビ東京 月曜22時
「ラスト・チャンス～再生請負人～」最終回
主演…仲村トオル
脚本…前川洋一
演出…本橋圭太
ま～丸くおさまりましたけどね。
いろんな疑問が湧きましたよ。
私めは、ひねくれ者なもので…。
ホントは、やっぱり樫村の情の厚さにつけこんで、結城(池田成志)と十和子(水野美紀)が裏で手を組んでうまくやったんじゃないか？とか…
あんなにあなたとは考え方が違うって、つっぱねた片平(岩松了)を、訪ねて行ったら餃子を作っていて、店を大事にしてるから…って信用してましたが、
これって結城を訪ねたら蕎麦を作っていたのと同じパターンだったので、片平も結城とグルで、結城に裏でアドバイスされて餃子作ってたんじゃ？と勘ぐってしまいました。
新潟屋はあっさり転売されるんでは？と心配です。
北京秋天とか売上が落ちたらあっさり切られそう。
あと、怪しさぷんぷんだった龍ヶ崎は結局良い人か悪い人か分からずじまいだったし、
樫村の妻(長谷川京子)がわざわざ樫村が勤めていた銀行で働いていたのも謎。
人情家の樫村を信用する宮内(椎名桔平)や山本(大谷亮平)もだんだんおバカさんに見えてきました。
一番バカを見たのは山本だった気もしますしね。
懲りずにまた樫村に仕事を頼んでましたが、大丈夫ですかね。
いろいろと雑なところが多く、ビジネスドラマとしては甘い作りに終わってしまいました。
二度も土下座させられた銀行マン役の町田啓太が気の毒でした。
役を選んだ方が良いですよ。
せっかく「西郷どん」って小松帯刀って良い役をやってるんですから。
最終回の評価は…