珍奇な四角関係ドラマ…「あなたには渡さない」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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遅ればせながらようやく始まりましたが、何だか古くさいんだか、かえって新鮮なんだかよくわからない珍奇な恋愛ドラマが始まりました。





テレビ朝日   土曜23時15分
「あなたには渡さない」第1話

主演…木村佳乃
脚本…龍居由佳里
演出…植田尚





原作は24年も前に連城三紀彦が新聞連載した小説「隠れ菊」
2年前にもNHKBSで観月ありさ主演でドラマ化されたようですが、そんな昔に書かれたものを、なぜ今さらやるんですかね?





他にドラマ化すべき小説がありそうなもんですけどね。






…で、今回のドラマ、どこまで原作通りか知りませんが、何だかいろいろヘンテコでしたね。





料亭の主で板長の夫・旬平(萩原聖人)に言われて妻の通子(木村佳乃)は多衣(水野美紀)とご対面。





多衣は初対面にもかかわらず、ズケズケと自分は6年前から旬平の愛人で、旬平の母親とも会っていて、知らないのはアンタだけだったとか…




旬平とはじめて男女の仲になった時のこととかあからさまに喋るんです。





なんだ!こいつ?という不快感。
水野美紀がイヤ~な感じで演じているので、どうしても通子に同情的になります。





妻と愛人とのドロドロのせめぎあいかと思いきや、実は旬平か社長もしている料亭が倒産寸前ってことで、話はややこしいことに…。




通子を守るための偽装離婚かと思いきや、多衣とは本気だとか、旬平も何だかよく分からない人で、




通子は、だったら別れれば良いのに、多衣に旬平が既に書いた婚姻届を突きつけ、6000万で買えと要求します。





その金で、自分が女将になり料亭を再生させるってことみたいですが…






なぜ、そうするのか、よく分かりません。
木村佳乃がしっかりと演じてますが、私めには不可解なヒロインでしかありませんでした。




萩原聖人の夫もさほど魅力的てもないですしね。




通子の先輩で、多衣とも知りあいらしき笠井(田中哲司)も怪しさプンプンで、今後に向けチラチラ気になる部分はあります。





今回の評価は…