悪魔的な公平の存在が無気味…「大恋愛」第7話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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前回から新たに登場した尚(戸田恵梨香)と同じ若年性アルツハイマーで妻と離婚した保育士の公平(小池徹平)。




同じ病気なのに幸せそうにしている尚への嫉妬からか、尚と真司(ムロツヨシ)に悪意の牙をむくさまが、今回も小池徹平の怪演で、





病気の進行と向き合う尚と真司を演じる戸田恵梨香、ムロツヨシの好演もかすむばかりの凄味がありました。





TBS  金曜22時
「大恋愛~僕を忘れる君と~」第7話

主演…戸田恵梨香
脚本…大石静
演出…岡本伸吾




とはいえ、尚が思い出の詰まったアパートのことも忘れていて、涙をこらえる真司にはグッと来ましたね。





今後どんどんこういうシーンが増えていくんでしょうが、回想シーンと重ねるとなおのこと、悲しみが増します。






しかし、このドラマはそんなお涙頂戴だけにおさめないところが、ひと筋縄ではいかないところで、





サイコパスのように、悪魔的な行為を浮き浮きと楽しげに行う公平の存在は、





ただならぬ緊張感を与えています。
虚無感をにじませた小池徹平の薄笑いが実に無気味です。





真司や侑市(松岡昌宏)はどう向き合っていくんでしょうか?






しかし、小池徹平をこういう風に使うというアイデアは素晴らしいですね。





近頃をドラマでこんなに怖い笑顔はそうそう見られません。





今回の評価は…