あっさり終わってしまった…「僕とシッポと神楽坂」最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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まさか今回が最終回と思ってなかったので、あれ?最終回なんだ!と面食らいました。




てっきり、もう1回くらいはあると勘違いしていたので…。




テレビ朝日   金曜23時15分
「僕とシッポと神楽坂」最終回

主演…相葉雅紀
脚本…谷口純一郎
演出…深川栄洋




最後まで感動しそうで感動しきれないドラマでしたね。
そういう意味ではもどかしさが残る作品でした。





相葉雅紀の獣医役というのは、彼自身のキャラとも重なり、ハマってはいたし、





神楽坂という人情味のある町を舞台にして、飼い主とペットのエピソードをつづる…という設定も悪くないし…





チーフの演出は映画監督なので、石井裕也監督が演出の「おかしの家」のような映画的な質感の映像による作品になるのでは?と期待もしていたのです。




しかし、どうもそれは徹底できませんでしたね。記事にも何度か書きましたが、せっかくの世界観を崩すガチャガチャしたくだりが混じりこんできて、作品をぼやけたものにしてしまいました。





なので、感動的なエピソードにも浸りきれずに、生煮えな感じで、ちょっとしんみりする程度でした。




このドラマで拾いものは「リバース」や「ブラックペアン」での陰な印象の強かった趣里が、陽気でチャキチャキの江戸ッ子芸者も似合ったこと。





この女優さん、これからどんな役を演じていくか更に楽しみになりました。




今回のドラマを見ていてふと思いましたが、相葉雅紀が主演するなら個性の強い女性キャストの中に男が一人みたいな役が面白いかもしれませんね。





最終回の評価は…