思ったより泣けない最終回になってしまった…「大恋愛」最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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う~ん、最終回は泣きたかったんですが、イマイチ素直に泣けなかったですね~




もちろん、泣かれた方も多数いらっしゃるとは思いますが、私めはいろいろと引っかかるところがあり…ダメでした。





TBS   金曜22時
「大恋愛~僕を忘れる君と~」最終回

主演…戸田恵梨香
脚本…大石静
演出…金子文紀




前回のラストで家族のもとを去り、失踪してしまった尚(戸田恵梨香)。
今回はその8カ月後から始まります。




幼い息子には遠い星に行ってるとウソをついてるようでしたが…





…で、話は失踪直後に戻り、警察やら病院やらに問い合わせる様子が描かれます。





その後も地道に探し続けるも、何の手がかりも無し。
尚の母親(草刈民代)がテレビの公開捜査番組に出てやっと連絡が…。




何でも5000万の大金を持って田舎の診療所に身を寄せており、家族には知らせないでと頼んだらしい…





ん?ここでまず引っかかりました。
いくら大金貰って口止めされても、若年性アルツハイマーが進行している人がいなくなったら家族は心配してるだろうと朝倉って医師(岡本信人)は思わなかったんですかね。





これ以上、衰えていく姿を夫や息子に見せたくないって尚の言い分に、自分も年寄りでアルツハイマーは身近なことだから…とあっさり同調しますか?





こういう人が自分の所に来ているが、捜している人はいないか通報するなり、本人が身元の分かる物を持ってないか探しませんかね?





そこに引っかかってしまったので、その後の尚が真司を忘れない内にと撮影したビデオテープを見るシーンでも、素直に泣けなかったんです。




息子のことは忘れてしまったのか、テープには真司についてのコメントばかり…。
え~~息子のことは早い段階で忘れちゃったの?失踪したばかりの時は医師にも夫と息子には…って言ってたんだから、





忘れない内に息子へのメッセージを残そうとは思わなかったんだろうか?
あんな強い思いで敢えて産んだ子なのに…。




海辺で自分のことは忘れてしまった尚とアップルパイを食べるシーンは切なくて良かったですけどね。




小説を読んで聞かせ、それに二人の過去の回想が重なるシーンも…。





…ところが、見つかったんだから連れて帰るかと思いきや、





環境を変えない方がいいから、そのまま診療所にいさせて、面倒は見てもらう…って。





なぜ、アルツハイマーに詳しい侑市(松岡昌宏)の病院ではダメなのか?
そこも引っかかりました。





たまにしか通えない所より、息子も残り少ない日々をより多く母親に会えるように…とは考えられなかったですかね。




私めが気にしすぎかもしれませんが…。





このドラマらしく、あまりじめじめせず、一瞬奇跡的に思い出せたり、亡くなったあとも前向きに暮らしていたり…そこは良かったんですが…。




戸田恵梨香もムロツヨシも演技に不満はありません。
難しいアルツハイマーの演技を戸田恵梨香は演じきったし、
溢れる感情を抑えきれない真司の哀しみをムロツヨシは切なく演じました。




そこは最後まで評価します。
最終回の評価は…
ひねくれ者ですみません😢⤵️⤵️