このドラマの前作で私めがイヤだった部分の方が、増幅されてしまっている続編の初回でした。
日本テレビ 水曜22時
「家売るオンナの逆襲」第1話
主演…北川景子
脚本…大石静
演出…猪股隆一
このドラマ、北川景子のサンチーは彼女にとってハマり役だと思うんですね。
ぶっきらぼうな物言い、
目をひんむいての「グォォ~~~ッ!」
ドライに仕事してそうで、根底に情の厚さがあるところ、
北川景子の良さをうまく引き出した役柄だと思うんですね。
そこは続編でも変わりなく良いんですけど…
問題は白州役のイモトアヤコ。
「下町ロケット」の彼女はイヤではなかったんですが、このドラマに出ているイモトアヤコはどうも苦手で…。
前作でも、彼女の存在が減点ポイントだったんです。
ですから、前作の最終回の記事には、続編をやる場合は彼女抜きでやってほしいとわざわざ書いてあるほどです。
しかし、その願いはかなわず、今回もまた出演。「下町ロケット」では抑えてた分、こちらではギャーギャーと喋りまくる演技のうるさいこと。
夫になった屋代課長役の仲村トオルはじめ、工藤阿須加、千葉雄大、梶原善ら前作からの人たちは息もあってて、チームワークは良い感じなんですけどね。
ただ、やる気のない若手社員(草川拓弥)や派遣社員(長井短)にはムカッとしましたけどね。
ま~今どきありがちなタイプですけど。
今回は初回で枠拡大だったために、熟年夫婦と、ユーチューバーと2つのエピソードを盛り込んだのもガチャガチャした理由でしょうね。
しかも、ユーチューバー役がイモトアヤコよりさらにウザい加藤諒でしたから、尚更でした。
次回以降は1つのエピソードになるからいいかと予告を見たら、次回のゲストは泉ピン子でした…😞💦
サンチーのライバル的に松田翔太演じる留守堂というフリーの不動産屋が登場しましたが、
どちらが売るか張り合う話だと、このドラマの顧客に寄り添う良さが薄れる心配はありますね。
今回の評価は…