沢口靖子の衰えぬ瑞々しさが感動的…「小吉の女房」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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女優さんの年齢について触れるのは気が引けますが、沢口靖子の53歳って…皆さんどう思われますか?





江波杏子演じるおばば様の孫娘であり、20代前半の若女房のヒロインお信を違和感なくしれっと演じているのは、スゴいと言わざるをえません。




NHKBSプレミアム   金曜20時
「小吉の女房」第2話

主演…沢口靖子
脚本…山本むつみ
演出…清水一彦




ちなみに夫の小吉役の古田新太も沢口靖子と同じ年の53歳なんです。




息子の麟太郎もまだ少年時代ですから、小吉もまだ血気盛んな30行くか行かずの不良旗本なわけです。





沢口靖子が若々しい分、古田新太は老けて見えて損をしています。
もっと若い時に演じさせたかったと悔やまれます。




武家社会の枠組みに納まりたがらない反骨心と、息子への情の厚さ、古田新太にはハマってはいるんですがね。





一方、沢口靖子のお信は、おばば様と小吉の間に入って、どちらにもなびかず事をおさめる強さが、しとわかな中にもあって、見事な世話女房ぶりです。





初回の記事にも書きましたが、沢口靖子の小細工しない腰のすわった演技は、この人ならではですね。




私めは見ていませんが「科捜研の女」の人気が衰えず、長く続いているのも分かる気がします。




何かホッとするというか、夕食後に熱いほうじ茶を飲んでホッとするあの感じに似ています。




今や得がたい女優さんですね。
今回の評価は…