今回のゲストは前回と大違いで、地味ながらも適材適所、見ごたえある回にしてくれました。
TBS 日曜21時
「グッドワイフ」第5話
主演…常盤貴子
脚本…篠崎絵里子
演出…山本剛義
今回のメインのエピソードは、ロックスター(宇崎竜童)と長年支えてきた妻(銀粉蝶)との離婚調停。
宇崎竜童はさることながら、銀粉蝶さんは脇役の中では私めの好きな女優さんの一人で、この役はナイスチョイス！とちょっと嬉しくなりました。
若い恋人(松本まりか)と結婚を考えているロックスターは、なるべくもめずに早く離婚を成立させたい…
そのせめぎ合い、相手の弁護士が多田(小泉孝太郎)の元カノ(芦名星)というのもまた、ひとつ面白くする要素でした。
恋人役が、最近注目している松本まりかってところも、私めとしては盛り上がりました。
「健康で文化的な最低限度の生活」の育児放棄の母親や、「ブラックスキャンダル」の整形前のヒロインで印象的だった人で、そこを持って来るか～と、キャスティンクの巧みさにうなりました。
メインのエピソードだけでも十分面白かったですが、早い段階で脇筋として始まった脇坂(吉田鋼太郎)の妻(峯村リエ)の離婚申し立て。
こちらも面白かったですね。
出世に目がくらんで家庭をかえりみなかった脇坂に愛想を尽かした脇坂の妻は、わざわざ杏子(常盤貴子)を弁護士に指名。
脇坂の弱みをつかんだ上での妻の一枚も二枚もうわてな感じが、峯村リエの好演で、こちらも楽しめました。
こちらは熟年妻のしたたかさ、片やロックスターの方は熟年妻のお金なんかじゃないというプライド、それぞれにいろいろ考えさせられました。
我が家にも熟年妻が居ますのでね…(笑)
今回の評価は…