死んじゃいないとは思うけど…「絶対正義」第5話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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いや~、今回のラスト数分の怒濤の展開はスゴかったですね。
あれで死にはしないとは思いますが…
何せ主人公ですからね。




娘の律子が大人になったのをまた山口紗弥加が演じて復讐したら、それはそれで怖いですけど…(笑) 





フジテレビ  土曜23時40分
「絶対正義」第5話

主演…山口紗弥加
脚本…政池洋祐
演出…西浦正記




このドラマは、内容もエッジがきいていてこの枠ならではの攻めの姿勢がうかがえますが、




演出的にもかなり斬新な映像表現をしていて、不気味な世界観、ヒロイン範子(山口紗弥加)の狂気を引き立ててますよね。





その最たるものが、範子の目を黒いベースで隠して、そこに範子がまくしたてるセリフの文字スーパーを入れる手法。





他のドラマでそんなことをやったら、何やってんだ?になりますが、このドラマなら許せてしまう…




メイン演出の西浦正記のアイデアでしょうが、敬服します。





今回驚いたのは、内容が範子がこれまで裏でどんなことをしていたかの種明かしの回でしたが、




それが第何話でやったことの裏かを分かるように、放送した部分は画面に♯2とか♯3とか露骨に入れたこと。




これも斬新なアイデアだなと思いました。
その段積みで、高校生の時に家族と言われたばっかりに、家族である友人たちのために、





家族なのに家族と思わない夫(堀部圭亮)の浮気も放置し、良かれと思って過剰なことをする範子の哀れさが引き立ちました。





矢沢(水橋研二)が言ってたように、 4人の友人たちが範子というモンスターを作ってしまったのがよく分かる回でしたね。





自分に利になることには感謝し、不利になることには牙をむく4人の醜い身勝手さ。
ホントに恐ろしいのは彼女たちの方だという皮肉さがよく伝わりました。




次回はどうなるんでしょうね?
先が読めません。




今回の評価は…