今日は2010年を振り返ります。
まずは、この年の最優秀主演女優賞。
各クールで選ばれたのは…
冬クール
菅野美穂
「曲げられない女」
懐かしいですね、この作品。
無器用にしか生きられない特異なキャラのヒロインを、キワモノではなく愛すべきキャラとして演じる技量が、菅野美穂ならではでした。
出産や育児で連ドラに出られていないのが、実に惜しい女優さんです。
春クール
松雪泰子主演
「Mother」
芦田愛菜と田中裕子に食われ勝ちな主人公でしたが、三つ巴に持ち込んだのは松雪泰子だからこそでした。
非常に難易度の高い役だったと思います。
松雪泰子にとってはまぎれもなく連ドラ主演の代表作ですね。
夏クール
綾瀬はるか
「ホタルノヒカリ2」
続編でしたが、藤木直人とのコンビネーションもより進化し、楽しい作品になりましたね。
「義母と…」もそうでしたが、こういうユニークなキャラこそ綾瀬はるかの真骨頂です。
秋クール
上戸彩
「流れ星」
上戸彩は陰のある役の方が私めは合っているというのが持論です。
このドラマのヒロインはその特性が活かされた役でした。
竹野内豊とのコンビネーションもうまくハマってました。
…で、年間最優秀主演女優賞に選ばれたのが…
菅野美穂
「曲げられない女」
…でした。
菅野美穂もいろんな役柄を演じられる人ですが、綾瀬はるか同様に、クセの強いキャラを演じた時の方が輝く人です。
このドラマのヒロインはその最たるものでしたね。
谷原章介、永作博美との丁丁発止のからみも見ごたえがありました。