ウイルスの感染源となった少年…「インハンド」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

今回のエピソードも見ごたえありましたね。
初期設定の説明描写が無い分、初回より構成的にも引き締まって更に良くなりました。




TBS 金曜22時
「インハンド」第2話

主演…山下智久
脚本…吉田康弘
演出…平野俊一




これまでの医療ドラマではあまり扱われてなかった題材を扱うところが、まずこのドラマ興味深いですね。




今回は日本には生息していないダニが媒介するウイルスに感染した女性が現れ、その後も続々、感染者が…。
なぜそんなことに?感染源は誰なのか?って話でした。





世の中にはスーパースプレッダーと呼ばれる感染しながら発症せず、ウイルスをばらまいてしまう人がいるということを初めて知りましたし、




本人は自覚が無いのに、両親を死なせてしまうことになってしまった少年の悲劇には胸を打たれました。





前回でも描かれていましたが、紐倉(山下智久)の科学者としてのアプローチと、高家(濱田岳)の医師としてのアプローチの対比が、今回も明確に打ち出されていました。




演じる山下、濱田に適した役柄だけに、この対比の妙味はこのドラマの武器です。




どんな役柄も達者にこなし、かつ器用に自分自身のキャラも盛り込む濱田岳はともかく、




山下智久はこの年齢にして新たに得た「コード・ブルー」の藍沢に匹敵するハマり役だと思います。





クールなようで、奥底に優しさや熱いものがあるって役が、山下智久の真骨頂ですからね。
役者は役に恵まれてこそ、という典型例だと思います。




今回の評価は…