もう少し丁寧な説明があっても…「ラジエーションハウス」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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第3話、演出担当が交代したせいもあってか、だいぶ落ち着いて見られる医療ドラマになってきました。




今回くらいの感じで毎回行ってくれたら、最終回まで見続けられそうです。





フジテレビ  月曜21時
「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」第3話

主演…窪田正孝
脚本…大北はるか
演出…金井紘




今回は乳がん検査がテーマで、母を乳がんで早くに亡くし、自分はそうならないようマメに検査を受けに来ている今日子(内山理名)と、




自分は乳がんではと内心不安を抱えている検査技師のたまき(山口紗弥加)と2人のエピソードで乳がん検査について掘り下げました。




通常のマンモグラフィーでは日本女性の場合、デンスブレスト(乳腺の密度が濃い)のために、病巣が見つかりにくい人が多いということを、今回のエピソードで初めて知りました。




そのためにより精密なエコー検査を受けた方が良いって話で、乳がんを気をつけていながらなってしまう人がいるのは、




放射線科医が異常なしと簡単に片付けてしまったからなのかと分かりました。




内山理名と山口紗弥加の好演で、切実な女性たちの苦悩が明確に浮かび上がりましたね。





唯織(窪田正孝)や技師長(遠藤憲一)のからみ方も、細やかな情感があって、二人の良さも出ている回でした。




ただ、やはり私めのように乳がん検査にうとい者のために、もう少し丁寧な説明があっても良かったかなとは思いました。




今日子が年下の夫に乳房切除のことを言うシーンは、夫のいたわりの言葉が良かったです。





今回の評価は…