新境地を開いた菜々緒の母親役…「インハンド」第7話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回はバリバリの女性官僚の牧野(菜々緒)に実は娘がいて、先天的な免役不全の病気を抱えており、




何とか救うべく牧野も、紐倉(山下智久)も悪戦苦闘するという…回でした。





TBS  金曜22時
「インハンド」第7話

主演…山下智久
脚本…福田哲平
演出…平野俊一




このドラマを見て菜々緒のイメージが変わった方も多いのではないでしょうか?




これまで割とクールで人情味の薄い役が多かったので、特に今回の母親としての牧野を娘への愛情たっぷりに演じた演技には目をみはるものがありました。




見ためと違って、本来は優しくまじめな努力家さんなんでしょうね。そんな菜々緒本来の一面を、このドラマのスタッフはうまく引き出して新境地を開かせたと思います。





菜々緒の女優としてのキャリアの中で大事な役になるでしょう。
役柄の幅が今後広がるという意味で…。




今回は何気なく冒頭でコミカルに紐倉が連発した「うんこ」が、まさかの解決策になるという洒落た構成でした。




紐倉に通じる変態的な研究者だった牧野の夫が、事故死する前に残したものが娘を救うという…ユニークな親子愛もこのドラマならではでした。




人間味を増している紐倉が、一時は牧野の娘を救えないとあきらめかけ、苦悩するシーンも、紐倉の変りようを見せる良いシーンでした。





「ラジエーションハウス」は視聴率が2桁いっているのに、こちらは9%台で足踏みしているのが残念でなりません。




今回の評価は…