こちらは男優主演作品が7本ありましたが、ノミネートしたのは以下の5人です。
松坂桃李
「パーフェクトワールド」
初回を見た時には松坂桃李が淡々と車イス生活者の日常を演じていて、これは良い作品になるかと思いましたが、
残念ながら期待する方向には作品自体が進んでくれません。
しかし、作品があざとくならずにすんだのは、松坂桃李の抑揚きかせた演技あればこそでした。そこは評価にあたいします。
山下智久
「インハンド」
山下智久はタイミングよく代表作となる役を手にしました。視聴率がもう１つだったのは残念ですが、
山下智久の良さを熟知したスタッフが、魅力的なキャラクターを構築し、それが山下智久ならではの魅力を大いに引き出したまさに成功例です。
西島秀俊
内野聖陽
「きのう何食べた？」
W主演の作品でしたが、どちらも素晴らしく良かったという稀有な作品になりました。
西島秀俊は西島秀俊なりに、内野聖陽は内野聖陽なりに、役者としてのタイプの違う二人が特性を見事に活かして、愛すべきキャラクター、愛すべき作品を作り上げました。
金子大地
「腐女子、うっかりゲイに告る。」
注目していた金子大地の初主演作品。難役でしたが体当たりで、よくぞここまで演じたと、早くに注目したことを誇らしく思いました。
この人、まだまだ成長し良くなるはずです。
引き続き応援したいと思います。
以上5人の中から最優秀主演男優賞に選んだのは…
西島秀俊
内野聖陽
「きのう何食べた？」
どちらか1人と言うわけにはいきません。
二人揃って受賞してこそ、意味があります。
人生のペーソスをしみじみと感じさせてくれた二人の演技に惜しみない拍手を送りたいと思います。
明日は最優秀作品賞の発表です。
満足度ランキングと共に記事にします。
お楽しみに❗️