見れば見れないことはないですが、「だから、何?」ってことにもなりかねない、評価のしづらいドラマでした。
TBS 火曜22時
主演…石原さとみ
脚本…吉田恵里香
演出…木村ひさし
まず第一に全く笑えませんでした。
笑わせようとはしているようでしたが…
わがままでムチャをゴリ押しするヒロインに、振り回され、諦観の笑みを浮かべる男たちを見て笑うべきドラマなんでしょうが、笑えませんでした。
別にヒロインを演じる石原さとみの演技がイヤなわけでも、振り回される男たちを演じる脇役陣がイヤなわけでもないんですが、
まず第一に脚本がセンスが無い!
「花のち晴れ」も書いた吉田恵里香が脚本ですが、心の声の多用とか、面白くしようとすればするほど、寒い感じになってしまっている…
更に、それを増幅して面白くしようとする木村ひさしの演出、例えば心の声をもう1つの顔が浮かんで言ったりするのが、余計に面白みを削いでしまうという負のスパイラル。
こりゃ、ダメだと、見ている私めが諦観の笑みになってしまいました。
私めが愛してやまない「王様のレストラン」はいかに素晴らしいドラマだったか…
比べるまでもありませんが、あ~ 昔のドラマは良かったな~と年寄めいたことをぼやきたくなります。
今回の評価は…