この先ヒロインはどう変わっていくんだろう?…「凪のお暇」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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私めの今クール期待度No.1の作品なので、期待通りか、内心ドキドキしながら初回を見ました。



結果を先に言うと、ホッとしました。
絶賛するほどではないものの、低調な今クールの中では、良質で見ごたえのある作品にはなってくれそうです。




TBS  金曜22時
「凪のお暇」第1話

主演…黒木華
脚本…大島里美
演出…坪井敏雄




会社でつい空気を読んでしまうヒロインの凪(黒木華)が、そのために同僚たちに、良いように扱われている酷い状況を畳み込んで見せていく前半。




確かにこういう子っているかもな、というリアリティーで、セリフも演出も演技も良くて、




嫌~な感じの中、凪が追い込まれていくのを、チクチク心を刺される感じで見守りました。




黒木華の幸薄げな顔がまた、ニコニコすればするほど哀れ…という絶妙なハマり具合なんです。





加えて、同僚も同僚なら彼氏も彼氏で、慎二(高橋一生)という男がまた厄介なヤツ。
慎二が同僚たちに話す酷い発言を盗み聞きし、凪は過呼吸になるまで、こちらまで息苦しくなるほどでした。




ま~慎二に関しては、実はホントに凪を愛していたって裏があるみたいなんですが、





こういう面倒な男を演じさせると高橋一生は生き生きしますね。
クセのある役ほど、やり甲斐を感じるタイプの役者さんですから。





会社もやめ、彼氏とも連絡を絶ち、ボロいアパートに住むことにした凪。




そこには自販機のおつりを漁るおばあさん(三田佳子)や、自由気ままに生きてそうな隣人のゴン(中村倫也)らユニークな人たちが住んでいて…




世俗の垢にまみれてなさそうな人たちとの交流が、凪をどう変えていくのか?
面白そうでもあり、10話とか話がもつのか不安でもあります。





今回の評価は…