ワールドカップへの良いPRに…「ノーサイド・ゲーム」第5話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマの最終回が放送される日に近い来月20日から日本でラグビーのワールドカップが開催されます。




しかし、世の中的にはまだ盛り上がりを見せておらず、そんなのあるんだ…くらいな感じの人も多いでしょう。





このドラマは、ラグビーを好きではなかった人にもラグビーの良さを伝える意味で、絶好のPRになっていますね。




TBS  日曜21時
「ノーサイド・ゲーム」第5話

主演…大泉洋
脚本…丑尾健太郎
演出…福澤克雄




今回のクライマックスは連勝を重ねたアストロズが最強の敵サイクロンズとリーグ優勝をかけた最終戦。




これまでのテレビドラマで、こんなにしっかりとしかもレベルの高いプレーをごまかし無しで見せた作品は無かったのではないでしょうか?





それを可能にしたのは、選手を演じるキャストにホンモノのラグビー選手だった人たちを揃えたことと、今回も演出しているチーフDの福澤克雄自身がラグビー選手だった人でラグビーをいかに見せたらいいか熟知していることが大きいでしょう。




選手層の厚さと、エース里村つぶしで優勢に立ったサイクロンズを、後半、秘密兵器の佐々(林家たま平)を投入し、





もう一歩で逆転勝利というところまで追い込むのはワクワクさせるものがありました。
スポーツドラマの醍醐味ですね。




前回の佐々のエピソードがあったからこそ、佐々を応援する気も高まりましたし…。




ドラマとして人間描写に深みは無いんですが、強敵に立ち向かうという王道はやはりついつい見ていて盛り上がりますね。



パスをつなげていく…というラグビーの妙味をしっかりと堪能できました。




今回の評価は…