親友をかばう勇さん…「これは経費で落ちません!」第5話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回は森若(多部未華子)が尊敬する経理部の勇さんこと田倉(平山浩行)が、親友(山中崇)の不正を見逃してきたのを、森若が経理部の本分を貫くために暴くという、ちょっとビターな回でした。




NHK  金曜22時
「これは経費で落ちません!」第5話

主演…多部未華子
脚本…藤平久子
演出…松永洋一



娘が病気になり治療費がかさむため、取引先との契約更新で、うまく金が浮くようにし、それを横流しして得ていた製造部の熊井。




森若は熊井の仮払い精算が減ったのを怪しみ、調べあげて、そのからくりを見破ります。




製造部担当の田倉は、熊井の家族のことを思い、原則はダメな現金支給の仮払いも認めてやり、かばい続けてきました。





しかし、いくら熊井に事情があろうと、経理としてやるべきことを貫きます。
それはかつて森若が経理部に入りたての頃に、社内結婚するはずの社員の男の方の不正を暴き、結婚を破談にして女の方から猛抗議を受けやめたくなった時に、




田倉から経理としてやるべきことをやったんだと勇気づけられたことにもよりました。




正しいことをしたのに、今回も不正がバレた熊井はクビになったのです。
私は正しかったのかとフランコで泣く森若が印象的でした。




日頃ブレない森若が見せた弱さに、このドラマの深さや厚みを感じました。




ちょっとシリアスな内容の中で、コミカルパート担当の吹越満と伊藤沙莉がチョコチョコ笑わせてくれて、この二人の果している役割の大きさを改めて教えてくれました。




そんな経理部に次回からは江口のりこ演じる新キャラが加入。
ますますパワーアップしそうです。





今回の評価は…