良くも悪くも期待を裏切らず…「G線上のあなたと私」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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第1話は特に期待を上回って面白かったわけでも、期待を裏切ってつまらなかったわけでもなく、まあまあ及第点かなと思える初回でした。





TBS  火曜22時
「G線上のあなたと私」第1話

主演…波瑠
脚本…安達奈緒子
演出…金子文紀




それぞれ事情を抱えてバイオリン教室に通い始めた世代も立場も違う3人。





意外と今の連ドラって違う世代の者同士が、ぶつかり合うってあまり無いんですよね。
親戚付き合いとか近所付き合いとかが減ったからですかね。




…なので、それぞれの抱える事情は、他のドラマでもありがちなのに、意外とこのドラマは新鮮に見えるんです。
そこが原作者の着眼点の良さであり、それをドラマ化しようと考えたスタッフのセンスですね。





バイオリンを自主トレしながら交わす会話で、ぶつかりあったり、共感したりする会話劇は、楽しめるんですが、イマイチ初回では心に響くものがまだ無かったです…





波瑠の無理したハイテンション演技がちょこちょこあったからですかね。





どうもしっくりしないんですよね、波瑠のああいう演技は…。
そこを松下由樹がうまくフォローしてくれていました。




松下由樹の安定感は頼もしい限り。
ベテランと呼ぶのは気が引けますが、キャリアがモノをいってますね。




波瑠はどうも演技のひきだしが少ないようです。演技にニュアンスをこめるのがあまり上手くない人のように思います。




そこへ行くと、中川大志の成長ふりはめざましいし、バイオリン教師役の桜井ユキの美人っぷりには驚きました。
あれ?こんなに綺麗だったっけ?と目をみはりました。




明らかに女優として自信をつけてきたのが、良い意味で外見にあらわれた好例だと思います。




今回の評価は…