原作のいくえみ綾の漫画にもあるセリフらしいですが、スゴい言葉でしたね。
兄(鈴木伸之)の元恋人であり初恋の人である眞於(桜井ユキ)にようやく好きだと告白した理人(中川大志)に眞於が返した言葉…
「時間を無駄にすることになります、加瀬さん」
ボクシングでストレートパンチを顔面にくらうような、そんな言葉でした。
TBS 火曜22時
「G線上のあなたと私」第3話
主演…波瑠
脚本…安達奈緒子
演出…竹村謙太郎
大人な幸恵(松下由樹)は理人の眞於への恋心を察した上で、眞於先生とバイオリンでつながろうとするのはやめた方が良いとアドバイスします。
先生は生徒を選べない。バイオリンでつながろうとする限り、所詮理人は生徒の一人でしかない…ってこと。
そのアドバイスに、理人は発表会終わりで眞於に気持ちを伝えて、ダメだったらバイオリンをやめます!とその覚悟を明かします。
也映子(波瑠)にも思いっきりふられた方が良いと言われてましたし…。
熱心な練習の成果もあり、幸恵は姑の入院で発表会に出られませんでしたが、也映子と理人の演奏はうまくいきました。
そして、告白、理人は玉砕!
眞於はまだ理人の兄に未練があるんですかね?
演奏会を見に来ていた兄の侑人が眞於に付き合おうとしてるのは理人かと勘ぐられたら、
「そんなことできるわけないでしょ」と吐き捨て気味に言ってましたし…。
理人を思いきらせるために、眞於はわざと冷淡に突き放したのかもしれませんね。
眞於はまだつかみどころが無くて、そのへんを桜井ユキが巧みに演じてます。
打ち上げに行った也映子と理人。
あんな言い方は無い、理人くんの努力を知らないくせに…と也映子は理人に同情します。
そして、バイオリンをやめないで、幸恵さんと3人で続けようよ…とメガネをくもらせマジ泣きします。
一人で練習した時の淋しさ、発表会に幸恵が欠けてる淋しさを踏まえての言葉でしたが、今回のドラマで波瑠は感情表現が豊かになりましたね。理人が可愛いと思うのもうなずけます。
…で、帰り道、理人の也映子への壁ドンならぬシャッタードン。
一緒に見ていた妻が、中川大志がアップで映ったら「ヒッ…」って小声をあげました。
中川大志にかなりやられてしまったようです…(笑)
今回の評価は…