あくまで爽やかに終わった…「ハル~総合商社の女~」最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

まさか、このドラマの敵役、高山副社長(奥田瑛二)まで改心して、善玉になって終わるとは…





テレビ東京   月曜22時
「ハル~総合商社の女~」最終回

主演…中谷美紀
脚本…龍居由佳里
演出…土方政人



高山が和田(藤木直人)に指令を出したのは、奈良空港建設事業の入札に勝つためのプラン作り。




目新しい空港にするために、これまで登場したラーメン屋やらメディカルサービスやら映画会社やらに協力してもらおうってことで、ちょっと振り返るのが洒落てました。




総合商社はいろんな事業をしている…というバリエーションと、社外も社内も人を熱くし、巻き込んできたヒロイン晴(中谷美紀)のスゴさを感じさせました。




…で、最終回は、部内で唯一仕事をせず、晴に頼まれコピーくらいしかしない一乗寺(忍成修吾)がフィーチャーされました。




一乗寺は厚労相の息子で、コネ入社で今回の事業もそのおかげで五木商事に便宜が図られるよう、高山は話をつけていました。




…で、厚労相は条件に施工業者を弟の経営する一乗寺建設にするようねじ込んできます。





自分がいるからと一乗寺は退職願いを出し、不正を暴露します。





怒った晴は高山のもとへ、直談判。和田も加わり、高山に我々を信じて任せて欲しいと説得。




高山は商社マンとしての矜持を取り戻し、自分から動いて、より安く請け負う業者を見つけてきます。




結局、厚労相は他の商社と結託して、五木商事は入札に敗れ、高山はニューヨークに左遷されることに。




しかし、矜持を守れたと満足げでした。
一乗寺も五木商事傘下を離れたファッション通販会社で働くことに…。




清く正しくを貫いたビジネスドラマで終始しました。
中谷美紀のまっすぐなビジネスウーマンぶりが、作品の空気を爽やかにしていました。




今回の評価は…