2019年間ドラマアカデミー賞…最優秀主演男優賞 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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続いては最優秀主演男優賞の年間トップを選びます、




各クール選ばれたのは以下の通り。




冬クール

菅田将暉
「3年A組~今から皆さんは、人質です~」


とにかくエネルギッシュな熱演でした。全身全霊をかけて演じきった感じ。
最終回の長ゼリフは圧巻でしたね。
平成最後の金八先生って感じでした。




ただ、私めは一昨年の「dele」の菅田将暉の方が良かったです。





春クール

西島秀俊、内野聖陽
「きのう何食べた?」


中年のゲイカップルという難しい役ながら、愛すべきキャラクターとして演じきった二人の自然体の演技に感服しました。




年齢を重ねているからこその相手や相手の家族への細やかな気づかいを、二人とも繊細な演技で巧みに表現していました。



夏クール

山田涼介
「セミオトコ」

人間の形をしたセミという極めて特殊な役柄、それを演じてウソくさくならないのはなかなかできる芸当ではありません。



ファンタジックなまでの美貌と、すれてないピュアさ、山田涼介の武器が見事に活かされた役でした。



秋クール

生田斗真
「俺の話は長い」


ニートが何言ってんだと反感を買いかねない主人公を、憎めない愛すべきキャラクターにまで持っていき、応援したくなったのは生田斗真の力量でした。



「いだてん」の前半でも存在感を示してましたが、連ドラではまだまだ生田斗真の多面的な才能を発揮しきれてない気がします。





以上5人の中から最優秀主演男優賞の年間トップに選ばれたのは…





西島秀俊、内野聖陽
「きのう何食べた?」



連ドラの作品がいかに良かったかの目安は、最終回を見終わった時に、主人公をこの先も見ていたいと思えるかで、




このドラマはシロさんとケンジのこの先をまだまだ見ていたいなと強く思いました。




ケンジという役になりきる内野と、シロさんという役を自分のキャラに近づける西島とアプローチは対照的でしたが、お似合いの名コンビでした。