アクセル踏む院長と、ブレーキかける事務長…「病院の治しかた」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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有原院長(小泉孝太郎)はあれもこれもとより良い病院作りへ向けてやりたいことが沢山あるんですね。




しかし、新しいことをやるには人もお金も必要なわけで、経営を立て直すのが最優先な事務長の倉嶋(高嶋政伸)としては苦しいところです。




テレビ東京  月曜22時
「病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~」第4話

主演…小泉孝太郎
脚本…山本むつみ
演出…宮脇亮




これが有原が単なるヒーローで改革を進めていくってだけのドラマでは面白くないわけで、




若い医師の離脱や、ベテラン医師たちの反発、そして増えていく一方の赤字。



いろんな逆風がある中で、現実とすりあわせながら有原が切り抜けていく姿を、このドラマはうまく見せているなと思います。




銀行との向き合いで苦心する倉嶋の姿をしっかり見せることで、理想へ向けてアクセル踏む有原と、現実をかんがみてブレーキをかける倉嶋との対比を鮮やかに浮かび上がらせました。




患者のエピソードを有原の改革への新たな意欲につなげるあたりも、エピソードを遊離させない工夫となっていて、よくできた脚本だと思います。




いずれにせよ、有原も倉嶋も応援したいキャラにちゃんと描かれているので見やすいです。




今回の評価は…