気楽に見られて何より…「いいね!光源氏くん」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今のこの時期に見るのにちょうど良い作品です。気楽に楽しんで見られてちょっと癒される…こんな作品が憂鬱になりがちな今には貴重です。



NHK 土曜23時30分
「いいね!光源氏くん」第2話

主演…千葉雄大
脚本…あべ美佳
演出…小中和哉



もしも平安のプレーボーイ(←表現古い…)光源氏(千葉雄大)が現代に現れたら…その設定をあの手この手で楽しませてくれるこのドラマ。




今回も楽しめました。
ネット検索で光源氏について調べ、光源氏が女性にだらしなく、モラルも無く誰彼かまわず手を出すと知った沙織(伊藤沙莉)が、




そのだらしなさを責め、自分にも手を出してくるのでは?と警戒するあたりのおかしさ。




テレビドラマに出ている長い髪の女優を、板に閉じ込められて出られないのかと哀れみ、後に別の番組で髪が短くなっていたら、髪を切って尼になったのかとまた哀れみ涙する光源氏。




沙織も髪が短いので尼だと思っていたと判明する運びがうまくできてました。




朝帰りする光源氏にたださえ腹を立ててる沙織は、尼でもないのに男が通って来ないのかとバカにされ、遂にキレて追い出す沙織。




天然な平安貴族っぶりをすんなりと演じる千葉雄大と、デリケートでいろいろ考えてしまう今どきのこじらせ女子をリアルに演じる伊藤沙莉のコンビネーションが絶妙です。



この二人ならではで微笑ましく、そのなりゆきを見ていたくなります。




次回からは桐山漣の頭中将も加わるようで、更に面白くなりそうです。




今回の評価は…




光源氏の詠む和歌がちょっと微妙です。
それが残念。