再放送なら許せるけれど…「ハケンの品格」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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身も蓋も無いことを言わせていただきますが、このドラマ、放送のタイミングが悪かったですね。




来年に延期した方がむしろ良かったと思います。このコロナ禍で深刻な打撃を受けている企業も多く、派遣切りも問題になっている今、見るドラマではないように思うのです。




企画を立てた時はこんな状況を予想してなかったでしょうから仕方ないんですが…





再放送なら昔放送したものだからと許せても、新作となれば、また話は別です。





日本テレビ  水曜22時
「ハケンの品格」第1話

主演…篠原涼子
脚本…中園ミホ
演出…佐藤東弥





脚本も演出も、企業の職場環境をどのくらいリサーチしたんですかね?




スーパー派遣、大前春子(篠原涼子)を再登場させ活躍させるために、酷い状況を用意しないといけなかったのは分かりますが、




今どき、あんな酷いパワハラ、セクハラする社員なんて、そうそう居ませんし、




あんな派遣の人に酷いことを言う部長とか、そうそう居ませんし、
会議にお茶なんて出しませんよね。




いつの時代だよ…と呆れました。
人事部の連中も酷いし、あんな考えの社長もほぼ居ない気がします。




ま~ただ、派遣切りの話とか聞くと冷遇されている部分も無いとは言えませんけどね。





とはいえ、13年前の前作とは時代は変化しているので、前作の型にはめようというのは無理を生じると思います。





今どき、あんな干物のごちそう程度で商談が決まるほど甘くもないでしょうし…。





ちょっと痛快なオフィスドラマを作るのはいろいろハードルはありそうです。




あくまで荒唐無稽なドラマと割りきれば良いんでしょうが…。
ちょっと悩ましいです。





今回の評価は…